2011/02/07

2月5日、JCBホールに
ニコニコ大会議に行ってきた。

http://www.nicovideo.jp/daikaigi
http://live.nicovideo.jp/watch/lv37515633

ニコニコ動画は、やっぱり相当気になる訳です。
つい、見てしまうし。中毒性あるし。
近所の代々木公園に散歩にいくと、
そこここで「踊ってみた」の撮影しているし。

またエンターテイメントとか
コミュニケーションのパラダイムシフトなんて
堅苦しい言葉は使わずとも、
大きな地殻変動を体現しているのは間違いない訳で。

これは、このタイミングで
絶対目撃しにないといけないと思っていて
チケットの抽選に申し込んだら、10倍だったにも関わらず
運良く当たってしまったので、勢い込んで参戦です。

まず驚いたのは、客層。
最近ニコ生などは、「出会い系」化していることあるので
もっと男子比率、もっと言えばヲタ率が高いと思いきや
ざっと目分量で、7割?が女子高生。
いわゆるライブにも初めてきました的な子たちが多い。

ステージにたつパフォーマー(って言うのかな?)は
歌い手、踊り手いろいろですが、
いわゆる、ニコ厨の「アイドル」的な男子が
センターをはってます。

僕的には、初音ミクを生で見た!というのが一番印象的で。

初音ミクを生で見るってなんだよ、という感じですが、
要は半透明の大きなスクリーンに後ろから投射して浮かび上がらせるやり方で
初音ミクが登場した訳です。

いや、踊りも、声も、そして歌詞も。
一部のスキも、ムダもない、完璧さ。
クオリティが高すぎる。
なんだ、これは。この胸騒ぎは。

申し訳ないけど、他の出演者が**に見えるくらいで。

会場で、3時間にわたって、さまざまな出演者を見ていると
ニコニコの「ムーブ」のこれからについて、勝手にいろいろ思いが巡ってきた。
なので、以下、それを書きたいと思います。

一言でいうと、ちょうどニコニコが
変わっていく転換のタイミングなのか?
について。


「ムーブ」に関して言うと、
2010年代の「ムーブ」のつくりかたは、秋元康さんがAKB48で、
もう答えを示してくれたと思うのです。

それは、

①最初からマスに薄めたものをつくるのでなく、
濃いコンテンツを、濃いターゲットにぶつける

②既存メディアに最初は頼らず、自分の場所で
その濃い空間をつくる

③マジでガチでやる。

④夢、想い、嗜好、偏愛が、戦略より圧倒的に先にある。

⑤ある瞬間、キャズムを越えて、メジャーになる時
プロデュースを客に委ねることで、「ひらいて」いって
転換をはかる。

(詳しくは、このブログの秀逸な分析をお読みください
http://www.marketingv.net/

そういった視点から見て、
ニコニコは①~④を、AKB以上にもっているかもしれない場所である。
そして、⑤のテストを受けようか、どうか試している段階に
もう入ろうとしていると思うのです。

ニコニコ大会議の会場で
ニコニコ中級者の僕が感じた、唯一の違和感は
その内輪感。
コミュニケーションが他者を前提にしていない感じ。
(だからコンサートでなく、大会議なんだが)

スタッフサイドもそれは十分計算して、
その閉じた空間の心地よさ満載を演出している部分も
あるだろうし、いままだそうせざるを得ないのもよくわかる。
まだ「内輪」であること自体がまさに①要素を満たしている
証左なのだから、それはそれでいい。

そのままでいいんだよ。メジャーになってどうするんだよ。
という意見は当然ある訳ですが、
会員数が2000万人を越え、プレミアム会員(有料)が111万人
となると、いろいろ考える所も多いはず。

僕は、いまのニコニコも好き。そのままでもいい。
でも、⑤の段階で、川を渡ることがあるなら、その瞬間は
絶対に絶対に目撃したいと思う。参加したいと思う。

前に向いて越えていくニコニコの姿を
期待したいと思ったりもする。

もうひとつ。
別に視点で言うと、ちゃんねらーの持つ、強力な負の力と対極にある
ニコ厨の持つ、驚くほどのポジティブなエナジーの
も目の当たりにできたのも面白かった。
そりゃたたき合うよな、これだけ真逆ならと思ったりして。

その文脈で言うと、
前日、朝生でネガでしょうがない議論につきあわされていた夏野氏と
ちゃんねらーとニコ厨の両者にショバを提供してきたひろゆき氏が
会場をリードしていることもまた、いとおかし。
いろいろ刺激のあった週末でした。

追記)

ちょうどひろゆき自身も、ITメディアのゆかたんも、違った視点から、でも同じように
曲がり角を感じているらしい記事を、あとから見つけたので、追記として貼り付け。

http://news.livedoor.com/article/detail/5323664/

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