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2013/07/03

「華麗なるギャツビー」を観てきた。

ギャツビー

原作好きとしては、映像化されるだけでうれしい。
映像はゴージャスで、パーティシーンは愉しく美しく、まさにあの作品の空気を伝えてくれている。音楽もよかった。
まだ観てない人に「どう?」と聞かれれば、「観に行った方がいいよ!」と言うだろう。

でも、やっぱりちょっと残る違和感も。
(これって原作があるものにはありがちですが。以下、ネタバレ注意)

僕が本を読んだ時の記憶が正しいとすれば、
この物語は、1920年代の好況に沸くアメリカの豪華絢爛たる虚飾の世界、莫大な財産を持つ謎の男、ギャツビーの完璧性と
コントラストをなす彼の内面の空虚とか、魂が抱える哀しみ、みたいなものが偉大な文学性の源泉となっていると思うのだけど、
この映画では描ききれてないような気がした。

その理由は3点。

・純粋な愛を貫く男の物語という描き方でいいのか?
ハリウッド的な主人公像に当てはめ過ぎじゃないか。「純粋な愛を貫く男」と、「それをさまたげる状況」が
生みだす悲劇、というような描き方に感じたけど、この作品の意味はそんな単純なものではないのでは?

・つまり、レオさまでよかったのか?
確かに、ディカプリオは、ギャツビーとその時代の持つ「ゴージャスな」空気をつくれる数少ない役者なのかかしれない。
けど、けど、うーんやっぱり、人物の掘り下げが、、、陰影が、、、。

・このライティングなのか?
3Dと2Dがあって、SFではないので2Dでいいやと思ってみたんだけど、
3Dを前提にしてつくっているからか、照明バキバキで、映像にニュアンスが感じられない。
表情の陰影も、心の奥行きも、もっと描いて欲しかったなと。
ハリウッド的事情とか、パーティシーンを3Dでゴージャスにという意図があって、3Dという選択だったのだろうけど、
僕は賛成ではないなあ。

僕が原作を読んだのは、たしか高校時代と、30歳頃の2回。
もしかしたら、僕の読書記憶が間違っているのかもしれない。
読み返すと「あれ、こんな作品だったっけ?」ってこと、よくあるから。
なので、これを機会にもう一回読んでみようと思う。

繰り返しになるけど、「どう?」と聞かれたら、「観に行った方がいいよ!」って答えたくなる
映画だったことは間違いないです。
あくまで、原作好きの戯言としてご理解を。

http://www.gatsbymovie.jp/

2012/03/29

昨年後半劇場で話題だった作品。見逃したので
新作DVDレンタルスタートに合わせて見ました!
噂に違わず、楽しめました。

ももクロのyoutubeのこの映像使うか!とか、
そこで岡村ちゃんか!とかちょー細かい所に、
ちりばめられた「記号」から同時代性「萌え」を読むのも吉。

でも、あれだけはちゃめちゃに展開させているようでいて
背骨が純愛物語というのも、(多少雑な部分があったこも含め)
かわいい作品だなと思った次第。

セットリスト、これだもんなあ。ヤラレチマウゼ。

01.夜明けのBEAT/フジファブリック
02 .Baby cruising Love/Perfume
03.デスコ/女王蜂 
04 .失格/橘いずみ
05. 悦びに咲く花/ACO
06 .マルマルファンク (from映画「モテキ」Live ver.) /在日ファンク
07 .格好悪いふられ方/大江千里
08 . SELF CONTROL/TM NETWORK
09 .走れ!/ももいろクローバー
10. 友達じゃがまんできない (from映画「モテキ」Live ver.) /ナキミソ
11.カルアミルク/岡村靖幸
12 . LOVER SOUL/JUDY AND MARY
13. ヤード/TOKYO No.1 SOUL SET
14. 物語はちと?不安定/N’夙川BOYS
15. 夜はブギー・バック (smooth rap)/ スチャダラパーfeaturing 小沢健二

まだ見てない人は、ぜひ、ぜひ!

2010/11/29

http://solanin-movie.jp/top.html

これから、長くて退屈な毎日が待っている。
ギリギリまで遊ばせてやろうと思って。

太めで憎めないキャラのベーシスト、賢一(サンボマスター近藤洋一)の彼女、
小谷アイ(伊藤歩)が大学6年生まで留年モラトリアムをしてロックバンドを続ける彼のことを
聞かれて、つぶやいた一言。

大学時代、軽音楽部でバンドに熱中した若者が、卒業後、バンドを続けるか、
”退屈な日常”を受け入れ、飛び込むかの、はざまに揺れ動く物語。

(さらに…)