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2011/09/25

カンヌにことがやっと書き終わったので、
通常運行モードで、久しぶりに今週のRSSを。
結構面白いと思います。

ソウルで最高のクラブ 5 店
http://www.cnngo.com/node/126023
→いや、いきたいっすね。いや、行きましょう。
韓流がアジアを席巻しているわけですが、ソウルのクラブも面白いと
アジア通仲間からの情報もあったので。ここで紹介されていたクラブは気になります。

待ちきれない5つの近未来技術–これが出れば市場は変わる
http://japan.cnet.com/sp/businesslife/35007824/
→それぞれ、実現までの年数が書かれているのが、おもしろい。
個人的にはHTML5が気になる。

ニューヨークのスタートアップシーンが熱い理由
http://news.livedoor.com/article/detail/5878887/
→シリコンバレーでなく、シリコンアレー、つまりNYからいいベンチャーが育っているという話。
グルーポン、ギルト・グループ、タンブラーなど、企業名を挙げられればなるほど納得。
いま新しい会社を興すための費用や技術が遙かに低下していること、起業家を支える投資家の
層が厚いことなどが理由に挙げられている。またいい女性起業家も多いとのこと。
なるほど。

「社内失業者」という名の600万人の貴族
http://news.livedoor.com/article/detail/5863741/
→いま、アメリカの失業率が9%台。日本が4%台。
でも社内失業者が600万人いると推計されているという。
ちょっと最近、世界の金融がきな臭くなっているので、
そういった人たちのこれからは、ちょっと厳しそうな雰囲気も。

ハーバードMBAがウォール街にたくさん就職するときは相場が天井
http://markethack.net/archives/51768696.html
→つまり、高学歴エスタブリッシュメントが就職先に選ぶ
=フォロワー層の流入ということで、マーケットの終わりが近いという
ことでしょうか。金融なんてものは、もともとが野蛮と捉えれば、
アニマルスピリッツのあるヤツが入ってくる方が、むしろ健全だったり
するのかもしれません。

これがNY流“ラグジュアリー”ランドリーの奥義!
http://gqjapan.jp/2011/09/16/%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8cny%e6%b5%81%e2%80%9c%e3%83%a9%e3%82%b0%e3%82%b8%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%bc%e2%80%9d%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%ae%e5%a5%a5%e7%be%a9%ef%bc%81/
→一応、”オトナ”になると、パリッとしたシャツ、スーツを着たいもので、
そうなるとランドリーにも興味が湧くわけです。
(オマエ、めったにスーツ着ないだろ、とか言わないで)
これ、日本で買えるのでしょうか。

福田家の食卓:トリュフ飯
http://ameblo.jp/toshiyafukuda/entry-11019014509.html
→福田敏也さんのブログを見ていたら、こんなおいしげなモノが。
食べてみたーい。

2011/09/22

カンヌ2011のまとめページつくっておきます。
記事にした作品へのリンクです。
これを見れば、大体2011年の傾向がわかると思います。

【統合系】

American ROM
http://www.isobekoki.com/interestingads/1138

NIKE/Write the Future
http://www.isobekoki.com/interestingads/1178

BING/DECODE JAY-Z WITH BING
http://www.isobekoki.com/interestingads/1194

HOMEPLUS/Subway virtual store
http://www.isobekoki.com/interestingads/1214

National Australia Bank / BREAK UP
http://www.isobekoki.com/interestingads/1224

OLD SPICE/THE MAN YOUR MAN COULD SMELL LIKE
http://www.isobekoki.com/interestingads/1262

【単発系】

BULMA
http://www.isobekoki.com/interestingads/1281

COCA COLA/The Friendship Machine
http://www.isobekoki.com/interestingads/1286

StarHub/Musical Fitting Rooms
http://www.isobekoki.com/interestingads/1289

Save as WWF
http://www.isobekoki.com/interestingads/1326

Big Nose
http://www.isobekoki.com/interestingads/1378

Digital Death
http://www.isobekoki.com/interestingads/1399

TARGET/ Kaleidoscopic Fasion Specutacular
http://www.isobekoki.com/interestingads/1402

Samsonite/HEAVEN AND HELL
http://www.isobekoki.com/interestingads/1420

PAY WITH A TWEET
http://www.isobekoki.com/interestingads/1459

THE COSMOPOLITAN DIGITAL EXPERIENCE
http://www.isobekoki.com/interestingads/1471

Carlton Draught/SLO MO
http://www.isobekoki.com/interestingads/1498

PUMA/AFTER HOURS ATHLETE
http://www.isobekoki.com/interestingads/1536

See the Person
http://www.isobekoki.com/interestingads/1560

最後に思うことを。

カンヌ広告祭が、世界でいちばんの広告祭である所以は、
広告を評価する「あたらしいものさし」を毎年提示してくれることだと思うわけです。

広告という、その評価の仕方がそもそも多面的であるものに対して、
既存の視点からでなく、毎年いちばん新しい評価の視点をもたらしてくれるのがカンヌ。
受賞作品を通して、その評価基準=これからの広告の行く道を指し示すことを
しているわけです。

その視点で、今年のカンヌを見ると、どうか。

統合系はさすがに、さすがだなあという作品が受賞をしているわけですが、
「あたらしいものさし」を提示しているかどうかは、ちょっと微妙なところ。

まあ、アカウントプラナーという立場でも、カンヌはとったことのない自分が
あまり生意気なことを言うと天につばすることになるので(悲笑)、逆にだからこそ自分事として語りますが。

テクノロジーの進化や、メディアの変化、先進国共通の低成長という課題、クライアントサイドの革新など
環境が凄いスピードで変わっている中、ついていくが必死の世界の広告業界。
いままさに産みの苦しみただ中にいるんだなあと感じさせられた、今年のカンヌでした。

2011/09/19

いよいよラストです!

オーストラリアのSCOPEという障害者支援のNPOの
See the Personです。

GRAND PRIX FOR GOODという賞を取りました。
NPOは別枠ということで、こういう賞がつくられています。
すばらしいCMです。

キャンペーン概要はこちら。

ムービーはこちら。

(さらに…)

2011/09/17

After Hours Athlete です。
PUMA SOCIALの広告。

FILM CRAFTでGrand Prix。
つまり、今年世界で最も上質なCMだと評価された作品です。

(さらに…)

2011/09/13

WORKS as AP & CR (Creative Direction/Copywriting-catchcopy-/Brand Naming)

2011/09/10

WORKS as Account Planner (Brand Development)

WORKS as Account Planner (Brand Development)

2011/09/07

次は、SLO MOです。
Carlton DraughtというビールのCMです。

FILMでGoldを獲得しました。

作品はこちら。

【概要】

Catlton DraughtのオーストラリアのCM。
パブでの男達の、おばかな行動を、
あたかも、動物ドキュメンタリーのごとく
ハイスピードカメラによる、スーパースロー映像で表現。

【ここがスゴイ!】

よくかっこいい広告とか、おしゃれな映像とか言ったりしますが、
それってなんだよっ?て、作り手サイドは思うわけです。
なにをもってかっこいいと言うのか。

たとえば、このCMのように、きっと企画コンテだけ見ると、単なるおバカシーンを
重ねた、単なるあるあるCMと思えるものも、演出の仕上げ方によって
十分クオリティ感のある、スタイリッシュな映像にも仕上がる訳です。

逆にまさにその「企画」と「演出」の差分の大きさ、
別の言い方をすると、計算して、企画に逆目で演出をかけることで
かっこよさをさらに増幅させた高等テクニック。

そこにカンヌはGoldを与えたのだと思います。

2011/09/03

金曜の宝島の30段新聞広告みました?

これです。

あのコピーライターの方と、あのADの方の仕事だと思いますが、
すごく印象に残りました。

(追記)
ずっと宝島を担当されているあの方々の作品かと思いきや、
このひとつ前から、エージェンシー/クリエイティブが変わったことを
ハヤーシさんに教えてもらいました。ありがとうございます。
いまはADKだそうです。

最初に違和感=つまりインパクトを与えつつ、
その意味の解釈を受け手に広げさせること、
それが賛否両論がネットなどで語られること、
を含め、計算されている広告だと思います。

この広告の受け手の思考/感情の流れを考えるに。

3.11で日本はある意味「焼け野原」になった。
(そして、やっと新しい政権も誕生した。)
この機会に新しい「いい国づくり」をしないと!というのは
国民(=この広告の受け手)の合意事項。
「いい国つくろう、何度でも」
という呼びかけには、そうだそうだという共感。

そこに、進駐軍マッカーサーのビジュアル。
「ん?これ、アメリカに占領されたってこと?なんか、違うよね?」
という感情が出てくる所までは、ほぼ全員がたどるプロセス。

ここからです。解釈が分かれるのは。

「災害を敗戦と喩えるなんて何事だ、外国との戦争に負けたわけではないのに、
マッカーサーに喩えるなんてずれている」
と嫌悪感を持つ”どまり”の人も、一定数いることでしょう。
ただそこから一歩進んだ思考に進む人もいる。

僕がぱっと考えただけでもいくつも解釈があります。

A 進駐軍うんぬんではなく、「敗戦」という認識を強く持つ所からはじめるべきなんだ。

B あの戦争の後だって、立ち直った。今回だって立ち直れるさ。

C マッカーサーがいないいま、真の日本のリーダーにだれがなるのだろうか。

D マッカーサーなんて存在しないいまは、ひとりひとりのがんばりが大切なんだ。

E このままずるずる行ってしまうと、今後、外からのマッカーサー的「何か」に蹂躙されちゃうぞ

F 私たちの豊かな大地が汚れてしまったのは、欧米的合理主義によって私たちが大切なものを
  忘れてしまったことが原因なのかもしれない

G がんばれ、野田。ここ数年ダメダメリーダーが続いてるんだから、新しいリーダーとして期待しているぞ。

とかとか。
他にもいろいろあると思います。

コピーの強さ、絵の強さが掛け合わさりつつ、
その掛け合わせが賛否両論がでることを読み切っている辺りは、
今回カンヌで評判だった、ROMのキャンペーンにも
ある種似ているかも。

http://www.isobekoki.com/interestingads/1138

絵のインパクトが強いがゆえに危うい所がありつつ、
そのこと自体から議論が生まれることを狙っていて
クライアントも勇気があるなと感心する広告です。

 

2011/09/01

次は、THE COSMOPOLITAN DIGITAL EXPERIENCE

DESIGNのGrand Prixです。
空間開発によってブランド体験を提供するデザインです。

詳細はこちら

【概要】

2010年にオープンした、Las VegasのThe Cosmopolitan of Las Vegas。
いわゆるラスベガスらしい、ベタでギミックだらけの”豪華”な競合ホテルと一線を画し、
「クリエイティブクラス(全米で5900万人と推計)」をターゲットとして、
ブランド体験ができる空間をつくることを目指した。

そこで、500個以上の大小のデジタルディスプレイを配置し
全体としてひとつの物語を感じさせる幻想的な空間を構築した。

【ここがスゴイ!】

戦略的にどうこうというのでなく、かっこいいですよね。
「クリエティブクラス」の人々なら、行って体験したくなるはず。
それに尽きるかと。

DESIGNのLionで、こういうものが受賞するあたりが、
カンヌの目端の利く感じをよく表していると思います。