2013年8月の記事を表示しています。

2013/08/29

東急エージェンシーさんに読んで頂いてブレイクスルー講義。
街と森の話、8つの思考ロジックなど、ヒカリエやB&Bなどで話した内容を話しましたが、
今回はそれに加えて、チームでどのようにブレイクするか=チームブレイクスルーについて
結構つっこんでいろいろとお話しさせて頂きました。

いつも最後にブレイクスルーのデコンストラクションをクイズ形式でやるのですが
いままでやってきたセミナーの中で、もっとも正答率が高く、「さすがだな」という感じでした。
ご参加頂いたみなさんありがとうございました。お疲れ様でした。

東急エージェンシー

2013/08/25

今年のカンヌ広告祭で、建築界の巨匠がこのようなことを言ったそうです。

「今日では「快適」が「挑戦」よりも広く好まれるようだ。それは広告業界だけでなく、世界全体の動向だ。」

by レム・コールハース

http://matome.naver.jp/odai/2137318791180774501/2137341059771284003

なかなか示唆的です。

チャレンジという価値は、現代の世界の中では
ハードワーク、競争、勝者と敗者、資本主義といったものに連なります。

コンフォート(快適、心地よさ)は、
リラックス、共生、ゆるさ、自然といったものに連なると言えそうです。

このブログを読んで下さっているみなさんは
どちらの方が好きでしょうか?

たとえば、スターバックスのゆったりソファに腰かけて
ラテを飲みながら、Macbook Airで熱心に仕事をしている人
彼/彼女は、challengeの人なのでしょうか、comfortの人なのでしょうか。

starbucsaapple

ちょっとずるい言い方をすれば
いまの世界は、comfort in challenge(挑戦の中にも心地よさが同居する)
challenge in comfort(共生の中にも変革への意志が伴う)
そんな感じの世の中だと思うのです。

この2軸のせめぎ合いが未来を決める。
この2軸から見れば、今の世の中が、いろいろとわかるし
今後の変化のきざしもつかめそう、そう感じさせる概念呈示、
さすがコールハースだなと思いました。

DJOZMAからゴールデンボンバー、そしてあやまんJAPANへと流れる
夜のわっしょい盛り上げパーリーピーポー音楽界隈(なんだ、それ)に
あたらしいディーバが生まれました。

下田美咲がすごい。先日はロンハーにも出てましたが
わからないなら帰ってウィキペディア!でお願いします。笑
自分でYOUTUBEで100何十本の動画をアップして累計100万ビュー達成だそうで。

説明してもしょうがないので、貼りつけ。

この破壊力、抜け感が好きです。
渋谷から北関東へと地下水脈のように連なる日本土着のヤンキーカルチャー感、満載です。

美形だし、歌もうまいし、なによりセルフプロデュースでここまで来ている突進力もすごいので、
TVバラエティを一周して、今年の忘年会シーズンを経て消費されて終わり、ということでなく、
さらにグイグイご活躍されること期待しつつ。
今後の伸びは、きゃりーのように、
いいクリエイター(曲を作る人、映像をつくる人、番組企画する人その他)
と組めるかどうかがキモかと。
スタッフ様(いるのかわからないけど)におかれましては、そこらへんを上手に
ハンドリングされることを切に願います。

2013/08/14

前のエントリーで、カンヌの主要受賞作を貼りつけましたが、
今年のカンヌに傾向についても一言。

僕は今年カンヌに行っていないので、あの現場独特の熱気から離れて、
すこし客観的、無責任な視点からにはなりますが。

今年のカンヌに関するどの説明でも、今年のキィワードはsocial goodということになっています。
social good、ざっくり言えば、社会をよくするメッセージや活動をもったキャンペーンが
多く評価されたということです。

その象徴がdump way to dieであったり、コカコーラsmall world machinesであったり
フィリピンのTXYBKS / Smart Communicationsだったりするわけです。

DUMP WAYS TO DIE

small world machines

TXYBKS / Smart Communications

菅付さんが「中身化する社会」で指摘する通り、
SNSが広がった今では、広告によるイメージ操作によって
その商品、ブランドそのものからかけ離れたブランド像を抱かせること自体が
難しくなっています。「そんなの、うそじゃん」とすぐばれてしまうからです。

だからこそ中身がシビアに問われる世界になったというのが
菅付さんの見立てで、僕もそれにアグリーなのですが、
SNSの影響として、もう一点この本で指摘されていることが
「人も、企業も正しくふるまわざるをえなくなった」ということ。
今回のブログのテーマにつながります。
SNSによって、嘘はバレるし、悪評はすぐに広がってしまうようになったことで
「人も、企業も正しくふるまわざるをえなくなった」ということがあります。

正しくふるまうのはいいけど、それって広告的に効果あるの?
そりゃ、もちろん正しい方がいいけど、それってCSRの領域で広告とは
ちょっと位相が違う話なんじゃないの?という疑問。
言い換えると、社会的に正しいふるまいが「広告」になるか、という問い。

答えはYES。それが今年のカンヌが出した結論だったと思うのです。

SNS時代には、そのメディア露出での一次接触者だけでなく、SNS経由での認知や拡散こそが
キャンペーン成否のキモになるので
フィルム部門でも、インテグレート部門でも、PR部門でもなんでも、
「~の結果、SNSでこれだけ拡散した」という結論をもっていないと評価されない。
じゃあ、どういうものがSNS拡散力を持つのか。

ここ数年は
オモシロイ=「やっぱり、面白いものが拡散するよね」
アタラシイ=「やっぱり、新しい技術を使ったものが話題になるよね」
という視点のもと、いくつものキャンペーンがつくられてきました。それはそれで正解。
それに加えて「世の中のためになるいい話って、SNSで拡散するよね」という

Social(SNS) likes good

というプラットフォームインサイトを発見したのが今年のカンヌという言い方もできるかと思います。

タダシイ=「社会的に正しいものって、人に広げたくなるね」 
という視点がオモシロイとアタラシイの他に視点のラインナップに加わったのです。

ただ、それをうけて考えてしまうのは、(social goodはもちろん肯定するとしても)
クリエイティブがますます「モノを売る」ことから離れていきやしないかということ。
SNS拡散とか、態度変容とかって、事故防止キャンペーンとかコカコーラクラスのメガブランドには
大切な視点だけど、モノを売ることに直接寄与するものではないので。

広告の未来、クリエイティビティの評価のものさしを指し示すカンヌが、こっちを志向するとすると
クリエイティブとマーケティングが別居から離婚へと進んでしまうのでは、ともやもやとした危惧
が湧きあがってきてしまいます。

そんな深刻なことでなく、カンヌに詳しい某氏は「今年のカンヌは低調だった」とも言っていたので、
単にそれだけのことかもしれませんが。

なんか、そんなことを考えた、カンヌ報告会でした。

http://www.isobekoki.com/planning/2071

2013/08/09

先週金曜のカンヌ報告会のことを今日アップ。
すぐに手を付けられない怠惰なボク。。。
でも、気を取り直して!行ってみましょう。


今年のカンヌにいっていた
外資の代理店のコピーライターMさんと
(学生時代、うちの事務所でバイトしてた)と
某エージェンシーのSくんに来てもらって
カジュアルに今年のカンヌの主要受賞作や傾向を話してもらう
セルフメイドの報告会をやった。

参加者は25人ほど。
僕の友人知人、仕事仲間など広告関係、WEB関係、ツイッターで知ってきた方、学生さんなど
幅広く面白いメンツで会社の垣根なく集まって議論できたのが面白かった。

カンヌ報告会

もちろんネットを見れば、今年の受賞作はどれなのかはわかるわけだけど
解説を聞き、他の人のその作品への評価などを聞きながらディスカッションすると理解も深まって、
すごくいい。

主要な受賞作を一通り観た後、最後にどの広告が一番好きか、全員で投票をしてみた。

ボクらの第一位に輝いたのは
DOVE UK 「camera shy」
急にカメラを向けると恥ずかしがって顔を隠す大人の女性たち。
でも、子供の頃ってカメラを向けると、むしろ楽しそうに映っていたよね。
いつからカメラに対して恥ずかしがるようになったの?
もっと自分に自信をもって。リアルなあなたたちこそが美しいのだから。

僕もこの広告好きです。
世界の女性の気持ちあるあるで、ユニバーサルなインサイトをついているし、REAL BEAUTYというDOVEの価値に
つながっているしチャーミングに女性をエンパワーする態度がよかったような気がします。教科書通り。
僕らはいいと思ったけど、今年のカンヌではグランプリにまでいかなかったのは、
オーソドックスな広告アプローチであったことが原因かなと
と思います。カンヌは、その先の広告の方向性を決める「あたらしい基準」をつくることが求められます。
これが新しい広告のありようだ!と指し示すものをグランプリに選ぶところがカンヌのカンヌたる所以なので、
新機軸でないとグランプリにはなれないんですね。

ボクが意外に好きだなと思ったのは、
HEINEKEN「THE CANDIDATE」
ドッキリ企画。ハイネケンのスポーツイベントのインターシップ面接。
ジョブインタビューってつまらないよね。ありきたりの質問とありきたりの回答。
みんな自分の長所は、熱意があるって言うし。
でも本当のパーソナリティって、何かコトが起きた時にこそ見えるよねってことで
面接者が手をつないできたり、急に心臓病か何かで倒れたり、ビルが火事という設定で
屋上から飛び降りる人を大きなクッションシートでみんなと協力して受け止めたり。
そんな中で最も情熱的に行動した若者が、ヨーロッパチャンピオンリーグの会場で
ドッキリを知らされて、、、

見終わったあとハイネケンというブランドが好きになったんですよね。自分の中で。
それが好きだなと思った要因。

その他、今年のカンヌを代表する広告をいくつか貼っておきます。
(僕の備忘録的な意味でも)

DUMP WAYS TO DIE
メルボルンの地下鉄の事故防止のキャンペーン。
バカらしい死に方ってたくさんあるよね。地下鉄事故で死ぬのもバカらしいよね。
ということを、かわいいキャラで表現。5部門でグランプリ。

Real Beauty Sketches/DOVE Brazil

似顔絵画家がいろんなの女性の似顔絵を2枚づつ書く。
女性本人の説明にしたがって描いた彼女たちの顔と、他人の説明を元に描き上げた顔。
他人の説明を元に描いたほうがよりオープンでハッピーな顔。
あなたはあなたが思っている以上に美しいんだ。

The Beauty Inside/intel&TOSHIBA USA

毎日、目が覚めると全く別人の容姿に変わってしまう主人公アレックスが、1人の女性と出会い、
恋に落ちる全6話構成の物語。
FACEBOOK投稿することで、毎日外見が変わってしまうアレックス役に、
視聴者もなることができる。
結果的に公式に100人参加者がドラマでは使われたそう。
大切なのは外見より中身でしょ。という話。

Meet the superhumans/channnel4 UK

ロンドンパラリンピックのためにチャンネル4がつくった広告。
障害者をsuperhumans=超人と捉え、美しく力強く描いたこの広告が
今年のfilm craftグランプリ。

Immortal Fans/ Sports Club Recife(Brazil)

熱狂的なファンを持つサッカークラブの臓器提供ドナーキャンペーン。
死後、知らない人に臓器を渡すのはためらわれても、
同じチームを愛する仲間にならという気持ちをついたキャンペーン。

Small World Machines / Coca-Cola (Australia)

長年係争の続く、インドとパキスタンの間を自動販売機を用いてフレンドシップを
つなごうというキャンぺーン

My Blood is Red & Black / Vitoria F.C. (Brazil)

レシフェの臓器提供キャンペーンと少し似ていて、これは献血キャンペーン。
ユニフォームの色が変わっていく可視化が秀逸。

Oreo Daily Twist / OREO(USA)

オレオを用いて、毎日毎日、その日のニュースに合わせたコンテンツを制作し、
FACEBOOKにアップ。ウイットが効いていて、いい。

楽しい夜でした。

2013/08/02

FNSうたの夏祭り、トリはSMAPの「JOY」。
久々にSMAPっぽい、おどけたlight POPSで僕は好きな曲。
その作詞作曲は、同番組でSMAPの脇でギターを弾いていた赤い公園というバンドの津野米咲さん。
(SMAPの動画はネット上では徹底的にNGなのでYOUTUBEでも見つけられなかった。。。)

彼女と、赤い公園ってバンド。
ちょっと前から気になってYOUTUBEで見たりしていたけど、びびっときた。
僕は音楽の専門家ではないので、あくまで好みだけど、
彼女すごく才能のあるメロディーメーカーなんじゃないか、と。

赤い公園の椎名林檎、相対性理論的な実験的おしゃれな曲調から、
このSMAPのどメジャーポップスまで書く能力は相当なものでは?

くるんじゃないかな。

今更

交信

のぞき穴

ランドリー

SMAP/ JOY